研究プロジェクト(野中)

【科研費】

● 令和6年度 科研費・基盤研究(B) 研究代表者: 野中 寛 (2024~2027年度)
「不飽和化合物を使う新規バイオマスリファイニング」

● 令和5年度 科研費・若手研究 研究代表者: 德永有希 (2023~2026年度)
「リグニン化学構造の保護に主眼を置いた木質成分分離プロセスの設計」

● 令和3年度 科研費・基盤研究(B) 研究代表者: 野中 寛 (2021~2023年度)
「三級アルコールをリグニン縮合抑制剤に用いる木材糖化法の確立」

● 令和2年度 科研費・挑戦的研究(萌芽) 研究代表者: 野中 寛 (2020~2022年度)
「木や紙を膨らませ中空成形に挑戦する」

【省庁等国プロ】

JST・戦略的創造研究推進事業 ALCA-Next 2023年度新規研究開発課題
「工業リグニンの構造-物性相関の解明と高機能材料化技術の創出」
研究代表者: 鈴木 栞(北海道大学)
主たる共同研究者: 德永有希(三重大学),野々山貴行(北海道大学)

環境省・令和4年度環境研究総合推進費 (2022~2024年度の予定)
統合領域 環境問題対応型研究(カーボンニュートラル枠)
1CN-2203「セルロース誘導体を助剤とするバイオマス粉末押出成形・耐水化システムの確立」
研究代表者: 野中 寛

● NEDO・2019年度エネルギー・環境新技術先導研究プログラム
(企業を含まない大学のみのため1年間,2019.8~2020.12)
研究開発課題名: I-E1 海洋プラスチックごみ問題を解決する海洋分解性プラスチックの技術開発
申請テーマ 「海洋環境調和型オールバイオマス成形品の研究開発」
実施体制: 国立大学法人三重大学,国立大学法人東京農工大学

● 環境省・平成30年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業(二次公募)
(2018~2020年度,2年半予定)
「製造プロセスの省エネルギー化によるCO2 低排出型陶磁器製造技術の開発・実証」
技術開発代表者: 三重県工業研究所・窯業研究室
共同事業者: 三重大学,浅岡窯業原料(株),(有)泰成窯

【財団等】

日本鉄鋼協会 第1回(2022年度助成開始)鉄鋼カーボンニュートラル研究助成(2023.1~2025.3)
「木質バイオマスの糖化で副生する硫酸リグニンのバイオコークス化の可能性検証」

一般財団法人東海産業技術振興財団 研究助成(一般発展型)(2022~2023年度)
「イオン液体法を用いたバイオマス由来抗菌性セルロース繊維の開発」

● 2018年 公益財団法人住友財団 環境研究助成(2018.12~)
「tert-ブチルアルコールを添加する新規木材加水分解:糖と白色リグニンの製造」 研究代表者: 野中 寛

● 第45回(平成30年度) 公益財団法人岩谷直治記念財団 岩谷科学技術研究助成(2019.4~)
「溶解性と熱可塑性に優れるt-ブチル化リグニンの分離と用途開発~ナノ多孔質炭素材料の前駆体としての活用~」
研究代表者: 野中 寛

● 第39回(2018年度) 公益財団法人鉄鋼環境基金 環境助成研究(2018.11~)
「セルロース系増粘剤を用いた鉄鋼スラグ押出成形品の開発」 研究代表者: 野中 寛

● 2018年度 公益財団法人クリタ水・環境科学振興財団 研究助成 (2018.10~)
「木質ナノファイバーの水処理吸着繊維としての利用 ~半炭化による濾水性および吸着性能の向上~」
研究代表者: 野中 寛

2016年度 積水化学「自然に学ぶものづくり研究助成プログラム」 助成
「燃えにくい木材に学ぶ難燃性とリサイクル性を両立した天然木質材料の開発」(ものづくりテーマ)
研究代表者: 野中 寛

平成28年度 畠山文化財団 研究助成
「押出成型可能かつリサイクル可能なセルロース素材の開発」 研究代表者: 野中 寛

【企業との共同研究】

多数

【その他】

平成28~30年度 三重大学地域貢献活動支援事業
「三重県のセルロースナノファイバー(CNF)事業の活性化支援」
→ 環境省プロジェクト採択につながりました。

*科研費のみならず,各省庁,JST,財団などの助成金にも常時挑戦しています。

過去の研究プロジェクト(舩岡先生)

環境省 平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業
第1次公募,バイオマス・循環資源低炭素化技術開発分野
「相分離系変換法を用いた木質バイオマスの全量活用型低コストエタノール製造技術実証研究」
代表事業者:三重大学 共同事業者:関西化学機械製作(株),NPO法人EEFA

平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業パンフレット
→ バイオマス・循環資源低炭素化技術開発分野にピックアップ!

三重大学情報誌 三重大X(エックス)にて紹介

JST 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 継続研究(SORST)
資源循環・エネルギーミニマム型システム技術 平成16年度採択課題
「植物系分子素材の逐次精密機能制御システム」
平成16年11月1日~平成21年3月31日
採択研究代表者 舩岡 正光  成果報告書 [PDF, 2.0 MB][研究概要]
これまでの研究では、リグニンの精密な機能制御システムを開発すると共に、新しいリグニン系循環型材料の創成に関し検討を行ってきた。そこで、本課題ではリグニン及び炭水化物両者の同時精密機能制御システム、およびリグニンと糖質の最終構造制御(単純分子への転換)について集中的に検討し、森林を起点とする新しい工業ネットワークのモデルを構築する。[シンポジウム]2006/10/26-27
独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業
SORST発展研究 舩岡正光研究プロジェクト
植物系分子素材の逐次精密機能制御システム 公開シンポジウム
「森林から化学工業へ ~分子レベルでの新しい接点~」
を開催しました。プログラム(PDF)はこちら。2008/7/4
独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業
SORST発展研究 舩岡正光研究プロジェクト
植物系分子素材の逐次精密機能制御システム 公開シンポジウム
「森林の新しい価値 ~持続的な物質・エネルギーの流れをつくる~」
は終了しました。プログラムはこちら。

2009/1/14-15
独立行政法人科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業
SORST発展研究 舩岡正光研究プロジェクト
植物系分子素材の逐次精密機能制御システム 総括シンポジウム
「Lignocelluloseを解く」
は盛会にて終了しました。プログラムと大会後記はこちら。

林野庁 木質資源循環利用技術開発事業 平成13~17年度

木質資源循環利用技術研究成果報告書(機能性木質新素材技術研究組合 編)
2006年12月31日発行

*上記事業に続き,民間企業により,
林野庁 低コスト木質資源利用技術開発事業 平成18~20年度
低コスト木質資源利用技術開発事業報告書(機能性木質新素材技術研究組合 編)
平成21年5月発行

JST 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)
資源循環・エネルギーミニマム型システム技術 平成11年度採択課題
「植物系分子素材の高度循環活用システムの構築」
平成11年11月1日~平成16年10月31日
研究代表者 舩岡 正光  成果報告書 [PDF, 17,253KB][研究概要]
生態系において完全循環系を形成している植物体を機能性分子に切り替える要素技術として,新たに常温,常圧で機能する相分離系変換システムを開発した。さらに,天然リグニンの長期循環機能を生かす新規リグニン系素材(リグノフェノール)を設計,その機能的な循環活用システムを提示した。これらは新たな植物系分子素材工業を導き,光合成を基盤とする,化石資源に依存しない持続的な循環型社会システムの確立へとつながる。
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