成分分離しない利用

成分を分離せずに,
木材チップ,ペレット,木粉,木質繊維を使います

 木材主要三成分を使える形で分離することは本当に難しいことです。そこでいっそのこと成分を分離せずに,そのまま使ってしまえという方針です。大きな木材は柱や板に活用し,木材チップは製紙や木質バイオマス発電やボイラーの燃料に使われています。さらに細かくなった木粉は,家畜の敷料やキノコの菌床栽培に使われますが,この辺りの付加価値向上を検討しています。

具体的テーマ
・木材チップやペレットの半炭化: よりハイスペックなバイオマス燃料を。副生物の利用も
・木粉や木質繊維の成形: 天然系の増粘剤を加え,自由な形状の木質材料を
・木粉をイオン液体に溶かして,紡糸,フィルム化
・木材チップをナノファイバー化したリグノセルロースナノファイバーの機能性繊維としての利用
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