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森林微生物学研究室では
森の足元の微小生物の多様性や役割を調べています.
森林における物質やエネルギーの流れを解明するため,微小生物のもっている形態,組織,遺伝子情報を手がかりに,森林生態系の中で調査・研究を行っています.
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三重大学生物資源学研究科
森林微生物学研究室へようこそ!
森林に生息する微生物、とりわけ植物の根に共生する
真菌類(カビ・キノコ)や細菌類(バクテリア)
土壌中の線虫類の種類やその役割を明らかにし
森林生態系における生物多様性や物質循環の機構を探る。
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森林における物質やエネルギーの流れを解明するため,微小生物のもっている形態,組織,遺伝子情報を手がかりに,森林生態系の中で調査・研究を行っています.
植物の根とカビ・キノコのような類との関係は古く、植物が陸地に進出した4億年前に始まります。この関係を菌根共生といい、陸上植物の8割以上に見られます。マツやドングリの木の細い根は、この菌によりすっぽりと覆われるため根毛はありません。共生菌は土に伸ばした菌糸から養水分を吸収して樹木に渡す代わりに、樹木か
線虫(センチュウ)はミミズに似た体長1mm程度の極小な動物であり、陸海問わず、果ては南極とあらゆる場所に生息しています。最近の研究から、全世界に潜む線虫バイオマスは推定3億tと莫大であることがわかり、物質循環に重要な生物群として認識されつつあります。「寄生」の印象が色濃いですが、実は自
森林における物質やエネルギーの流れを解明するため,微小生物のもっている形態,組織,遺伝子情報を手がかりに,森林生態系の中で調査・研究を行っています.
私たちの研究室では森の足元の(特に根に関わる)微小生物の多様性(どういう種類?)や役割(養水分吸収)を形態,化学分析,DNAをヒントに調べています.
樹木の根系に生息する微生物の多様性と機能の解明.
林床植物の根系に生息する菌根菌の養分獲得様式の解明.
森林に生息する線虫類の多様性と機能の解明.
森林生態系の中には,まだ名前もなく,その機能も十分に知られていない微小生物がたくさんいます.私たちの研究室では,森林における微小生物の種類やその役割を明らかにし,
森林における物質やエネルギーの流れを解明するため,微小生物のもっている形態,組織,遺伝子情報を手がかりに,森林生態系の中で調査・研究を行っています.私たちと一緒にミクロの世界の謎を解き明かしませんか?