森林総合環境学

【渕上 佑樹 准教授】木材の利用と地球環境・地域経済の結びつきを知る

現在、国や地方自治体で建築物の木造・木質化が進められるなど、各所で木材利用が進んでいます。これらの取り組みの中で、環境や地域経済に関わる「効果の定量化」と「効果改善の検討」が必ず行われるような社会の仕組みができることが必要だと考えています。

効果を具体的に表すことを「定量化」といいます。

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定量化は「より効果的な取り組みを行う」ための第一歩でもあります。現環境問題の取り組みを定量化する手法として、「ライフサイクルアセスメント(LCA)」があります。この手法を使うと、例えば国産材で住宅を建てることでどのくらいの温室効果ガス(CO2など)が大気中に排出されるのかを数値化することができます。この計算には木材の生産・輸送・使用・廃棄など全ての過程(ライフサイクル)が含まれます。

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社会連携
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