森林の多面的な機能と環境と調和した木質資源の
持続的な利用方法について学びます.

森林における生物多様性の維持,減災,気候変動問題に加え,化石資源からの転換など持続的資源利用の観点より,森林や木材について学ぶことの重要性は高まるばかりです.三重大学生物資源学部の森林資源環境学教育コースでは,生態学・植物学・動物学・微生物学・化学・物理学・社会科学・情報科学など,幅広い内容を充実した教員陣が親身に指導します.学生実験や附属演習林を活用した実習が多いことも特徴で,多面的な機能をもつ森林の特性を理解し,自然環境との調和を保ちながら,その多様な機能を持続的に利用する方法を総合的に探求していきます.

入学~卒業までの流れ

2023年度以前入学生

2024年度以降入学生

 ➡ 生物資源学部・大学院生物資源学研究科入試情報 

 

よくある質問

Q.森林資源環境学科コースならでは,というポイントはありますか?
A.多様な気候と植生を含む日本最大の紀伊半島の中に位置する三重大学演習林で,実際に天然林や人工林のなかに入って学ぶことができる点です. ➡ 協力施設(演習林) 
この実習では,共同作業だけでなく共同生活もするので,さまざまな経験をすることができるうえに学生間や教員との間で深く交流することができます.
もちろん,キャンパスで行われる基礎的な実験(生物,物理,化学)や,専門の実験・実習科目も充実しています.
 ➡ 充実した実験・実習 

大学院では,国立研究開発法人森林総合研究所と連携しており,充実した教育研究体制が整っています.
 ➡ 国立研究開発法人 森林研究・整備機構/ホーム (affrc.go.jp) 

Q.森林資源環境学教育コース卒業後の進路について教えてください.
A.卒業生は,森林や木材に関わる公務員,団体,民間企業をはじめとして,銀行,商社,教育,IT,各種メーカーなど,多種多様な就職先で活躍しています.
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カリキュラムで森林・木材分野を網羅しており,公務員試験の「林学」分野をカバーしているため,公務員(国家,都道府県)になる学生も多いです.また,3~4割の学生は大学院博士前期課程に進学します.
多くの企業は採用にあたって,学生の専門知識ではなく人間力,すなわち,行動力・積極性(29%),柔軟性・協調性(22%),人柄・責任感(19%),語学・コミュニケーション能力(16%)を重視しています(2016年5月7日中日新聞).
森林資源環境学教育コースには,演習林などでの宿泊を伴う実習が,他コースよりも数多く盛り込まれているため,自然とこれらの能力が身につきます.
グループワークで課題を成し遂げる柔軟性・協調性を身につけた森林コースの学生は,どのような業界でも好まれます.
詳細は  
 ➡ 三重大学キャリアセンター  ➡ 『卒業後の進路』ページ  からご確認ください.
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