森林資源環境学教育コースの卒業生の多くが公務員になっています。本コースのカリキュラムは,公務員試験区分の森林・自然環境,林学,砂防,林産をおよそカバーしています。その他の区分(例えば行政職)での受験を希望する場合は,別途自分で勉強をする必要があります。
国家公務員採用試験
*主に,農林水産省(林野庁),国土交通省,環境省で働くことが予想されます。
・総合職試験(院卒者試験)
試験区分:森林・自然環境
令和5年度の森林・自然環境は,
申込者数81名,1次試験合格者64名,最終合格者57名
専門試験(多肢選択式)
専門試験(記述式)
・総合職試験(大卒程度試験)
試験区分:森林・自然環境
令和5年度の森林・自然環境は,
申込者数209名,1次試験合格者117名,最終合格者55名
専門試験(多肢選択式)
専門試験(記述式)
一般職試験(大卒程度試験)
試験区分:林学
令和5年度の林学は,
申込者数405名,1次試験合格者295名,最終合格者223名
地方公務員上級(都道府県)
試験区分に「林学」や「林業」があります。各都道府県庁の森林関連の部署等で勤務することになります。三重県や自分の出身県を希望する学生が多いですが、森林系大学がない県が多いため、全国に目を向ければさらにチャンスが広がってきます。
(例1)三重県職員採用試験
三重県職員採用候補者A試験
(”林学”が対応)(mie.lg.jp)
最近5年は倍率2~3倍程度
令和5年度,林学(一般方式)は受験者9名,合格者4名,林学(新方式)は受験者3名,合格者1名
*過去の試験問題の例題
・警察官採用情報
(例2)愛知県職員・警察職員採用試験
(”林学”が対応)
*過去の試験実施結果
令和5年度,林学は受験者22名,合格者5名
(例3)岐阜県職員採用試験
(”森林科学Ⅰ”)
(”森林科学Ⅱ”)
*試験実施状況
令和5年度,森林科学Ⅰは受験者6名,合格者3名,森林科学Ⅱは受験者32名,合格者9名
地方公務員(市町村等)
森林にこだわらず、行政職等で公務員試験を受験し、市町村役場などで活躍している卒業生も多数います。
(例)
津市,四日市市,伊勢市,松阪市,鈴鹿市,いなべ市,
豊田市,岡崎市,浜松市,新宮市,勝山市,神戸町,垂井町,立山町 など